14Mar
スポンサードリンク
10代~20代のカップルの約3割以上もの人が経験するという「デートDV」
その言葉の意味には身体的な暴力に限らず、言葉による精神的な追いつめ、また行動の制限や経済的な圧迫といったものも含まれます。
自覚のないまま相手にデートDVをしていたり、されていることも多いそうです。
一体どのような行いが「デートDV」と呼ばれるのでしょうか?
ちなみにデートDVに該当するかどうかは下記チェックリストで判断できます。
>>デートDVとは?事例とチェックリストでいくつあてはまるか診断
デートDVを行う彼氏の特徴
男性で典型的なのは、殴る・蹴るといった暴力です。デートDVの暴力の果てに、抵抗出来なかった女性が命を落とす事件も起きています。
暴力を振るう理由としては、行き過ぎた束縛があるようです。
自分以外の異性との連絡ややり取りを制限し、常に携帯電話やSNSを監視。他の異性とのやり取りを見つけては怒り出し、暴行します。
それにはもちろん、力づくの性行為も含まれます。
やり取りを制限している時点で行動の束縛にあたり、それも立派なデートDVにあたりますがもし実際に暴力を振るわれたり、望まない性行為を強要されることがあるならすぐに周りに助けを求めましょう。
また、外見や体型をけなすような発言、またそれを他人の前でする、といったことはありませんか?
「デブ」や「ブス」といった言葉で相手をけなし、周りから笑いを取ろうとする行いは一見、距離が近い者同士に見えることがありますが彼氏彼女間ではデートDVにあたります。
デートDVを行う彼女の特徴
女性が行うデートDVに意外と多いのが、経済的な圧迫です。
男性の方が稼いでることを理由に、高価なブランド品をねだったり、またデート代を全額出させたり、という行為は彼氏の方も彼女のことを大切に想うあまり行き過ぎてしまいデートDVとなる場合があります。
彼女が欲しがるものを買うためにバイトを増やすことを強要されたり、現金を貸したのに返してくれない、ということがあったらそれはもう立派な経済的な「暴力」です。
また、精神的に不安定な女性に多いのが彼氏の優しさにつけこんだ精神的な暴力です。
深夜に急に呼び出し、応じないなら自傷行為をするとほのめかしたり、別れるなら自殺する、などと脅すことも含まれます。
精神的に負担になる、という行為が増えてきた時点で黄色信号です。
デートDVの対策①:誰かに相談する
自分のパートナーからデートDVを受けている、と思ったらすぐに周りの人に相談してください。
カップル間で起こっていることは中々周りの人間は気付きにくく、また疑問に思うようなことも「本人たちが良ければいい」と、踏み込みづらくもあります。
そんな時に、実は苦しい、どうにかしたい、という気持ちを周りに伝えていれば誰かは必ず気にかけてくれます。
周りの誰かが気にかけている、それは痛ましい事件を防ぐことにもつながります。
信頼できる相手にまずは相談しましょう。
デートDVの対策②:相手に分からせる
冒頭にも書いた通り、例え身体的な暴力だとしても本人は良かれと思ってやっている、無自覚なデートDVというパターンもあります。
こういった時は、どのような行いがデートDVにあたり、そのような行為を自分は苦しいと感じている、ということを相手に分からせる必要があります。
しかし相手が認めず、怒り出す場合もあるのでこのような話し合いを行う場合は第三者に伝えてもらったり、その場に同席してもらうようにしましょう。
彼氏彼女本人から伝えられるとついカッとなってしまったり、感情的になってしまいがちですが第三者に「君がやっていることはデートDVである」と言われることで自分のしていることに気付く場合もあります。
デートDVの対策③:別れる
対策②で、お互いにどのような行為がデートDVにあたるか理解したら、次にもうそのような行為をしないと約束をしてください。
その時に「次にやったら別れる」とはっきり相手に伝えましょう。
好きだからといってなかなか別れることが出来ないでいると、その行為はどんどんエスカレートして行きます。
相手への気持ちを断つのは大変ですが、きっぱりNOを突きつけましょう。
何よりもまず、自分のことを大切にしてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しでも思い当たることがないか、自分の行為も相手の行為も見直してみましょう。
そしてデートDVに悩んでいる場合は勇気を持って、こちらの対策を実行してみてください。
一人で抱え込まず周りの人に相談し、パートナーと向き合う勇気を持ちましょう。
関連記事
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。