27Apr
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先週公開され、初日には映画館に長蛇の列が出来るほどの話題となった実写版「美女と野獣」。
豪華キャストの他、新しく書き下ろされた劇中曲やストーリーに注目が集まっていますが、
美女と野獣のモチーフとなったフランスのある村が人気急上昇中です。
実写版のモチーフとなったコンクの村が素敵すぎる!一体どんな村なのでしょう?
■実写版美女と野獣のモチーフとなったコング村が話題に!
フランスを舞台に描かれる「美女と野獣」。
主人公ベルと父モーリスが暮らす村としてモチーフになっている村が実際にフランスに存在します。
コンク村と呼ばれるその村は今でも世界遺産である中世の建物が残され、フランスの最も美しい村に選ばれています。
美女と野獣をきっかけに日本でもメディアに取り上げられることが増え、広く知られるようになりました。
冒頭にある名曲「朝の風景」のシーンは村の風景が堪能でき、ファンも多い名シーンとなっています。
主題歌に並んで人気の高い劇中歌「朝の風景」、字幕版か吹き替え版どちらで聴きたいか迷ってしまいますね。
気になる本家キャスト・吹き替えキャストの情報はこちらです。
→【美女と野獣】吹き替えと字幕どちらがオススメ?声優キャストまとめ
■美女と野獣のモチーフコング村の魅力①:世界遺産の教会
村の広場に面して建つ「サント・フォワ教会」。
11~12世紀に建てられたこの教会には聖女サント・フォアが祀られています。
十字軍の守護聖人として多くの信仰を集めたサント・フォア。コンク村はこの教会を目的に多くの巡礼者が訪れる、巡礼の地でもあります。
また、この正面入り口に彫られた「最後の審判」のタンパンはこの教会でもっとも見落とせないポイントの一つ。
中央に彫られたキリストを中心に、左側が天国、右側が地獄が表現され、数々の表情を浮かべながらひれ伏し、神に祈る人々の様子が繊細に施されています。
コンク村にきたら絶対に見たいですね。
■美女と野獣のモチーフコング村の魅力②:古い街並
1000年以上も前の建物が未だに残るコンク村。
この風景が残されたのは、パリから約8時間もかかる山あいにあるため開発の手が及ばなかったこと、文明の発達が遅れたことなどがありますが
フランス政府が1982年に「最も美しい村」を制定、厳しい基準で村を認定しその歴史と風景を守ったことも挙げられます。
交通機関は1日1本夕方に出るバスしかないため、レンタカーを使えば日帰りで観光することもできますが一泊するのがオススメ。
朝もやの中にそびえる歴史ある建物が、昼間や夕方とはまた違った風景を見せてくれます。
厳かな雰囲気はただの観光地ではなく多くの巡礼者が訪れる宗教的な村の一面を感じさせてくれます。
■美女と野獣のモチーフコング村の魅力③:グルメ
コンク村のあるミディピレネー地方は、まさにフランス料理を代表する美食の産地でもあります。
フォアグラは定番の特産品。それだけでなく、鴨、黒トリュフ、ロックフォールチーズなどフランス料理に欠かせない食材が数多く生産されています。
もちろんフレンチには欠かせないお酒も豊富です。
質の高いワインはもちろん、アルマニャック地方で生産される「アルマニャック」というブランデーも有名で、食前酒としてカクテルで飲まれることが多いようです。
その他にも、薪の上で焼きしめられたスイーツ、ガトー・ア・ラ・ブロッシュや果汁がたっぷりのメロン、生食用のぶどうといったスイーツの特産品も。
コンク村を訪れたら、ぜひ歴史的な街並を眺めながら産地で頂く本格フレンチを味わってみてください。
いかがだったでしょう。
実際の村には映画の中以上の魅力がたくさんあり、観光シーズンは巡礼者だけでなく多くの観光客でにぎわうようです。
美女と野獣の世界感に浸りに、一度は訪れたい村ですね。
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