23Jul
スポンサードリンク
適応障害って言葉をご存知ですか?
厚生労働省によると、
「重大な生活上の変化やストレスに満ちた生活上の出来事」と定義されており、
様々な体の反応を伴う神経症の原因とされています。
進学や入社、転職などの生活の変化で誰でもなる可能性があり、
本人にとってはとても辛く感じられ、気分にも変調を起こすものです。
そんな彼女の様子がおかしい?適応障害かもしれない?
現代社会でのストレスの中心は人です。
周囲の誤解やあなたの無理解が大切な彼女をより傷付けてしまうかもしれません。
適応障害の元であるストレスについて理解をし、
障害になる前にあなたが出来ることを考えるための一助としてください。
この記事では、適応障害になりやすい人の特徴と接し方をご紹介します。
適応障害になりやすい人の特徴と接し方⑴:物事を真正面から受け止める人
物事を真正面から受け止める人は、真面目なためストレスを溜めやすいです。
そのような人は小さな頃から責任感が強くなるような教育・環境で育てられたことでしょう。
- 長女だからしっかりしよう
- 有名大学を卒業したから大手企業に就職したい
- 子供を産んで両親を安心させたい
責任感が強い人ほどこれらの思いは時間が経つと、
「〜しなければならない」と変わってきているのではないでしょうか。
このような人との接し方は、もっと人生を自分軸で考えてもらうような言葉かけが重要です。
「〜としないといけない」の理由をロジカルシンキングで一緒に探してあげて下さい。
物事を乗り越える方法は、無数にあることに気付けるはずです。
適応障害になりやすい人の特徴と接し方⑵:すぐに絶望する人
すぐに絶望する人は、自己肯定感が低いと思われます。
こちらもいわゆる真面目タイプですが、他人と比較されて育ってきた可能性が高いです。
勉強、運動、恋愛などあらゆる分野で他人との競争を経験してきたのではないでしょうか。
このような人との接し方は、「あなたはあなたである」と伝えることが重要です。
他人との比較をやめることで、頭痛が取れます。
また、物事も合理的に考えるようになり、怒ることも少なくなってきます。
他人のことで頭悩ませることが、どんなに人生の無駄遣いが分かると思います。
彼女の頑張りを認めてあげた上で、悩む必要がないものを一緒に排除して上げましょう。
ストレスは必要、そして逃げてもいい。
いかがでしょうか。
ストレスは悪い面が目立ってしまいますが、程よいストレスは本人の成長につながります。
ストレスをやみくもに避けようとするよりも、個人差を踏まえて耐性をつけることが大切です。
もう一点大切なことは、
どうしても打開できないストレスからは、逃げてもいいということも伝えてあげて下さい。
逃げるが恥だが、きっと役に立ちます。
乗り越えられない壁は存在しますし、自分自身を卑下する必要はありません。
世の中には逃げる選択をせず、
適応障害になる人もいれば、自殺をする人も多くいます。
命よりも目の前の課題や組織の方が大切ですか?
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。