17May
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若い女性に流行っていると言われる「ロコモティブシンドローム」。
聞き慣れない名前ですが、その症状を聞くと「あれ?当てはまるかも?」と思う女性も多いはず。
最近、ニュースなどでも取り上げられその名前が広まるようになりました。
ロコモティブシンドロームとは?チェックリスト!予防は運動のみ?
■若い女性に「ロコモ症候群」が急増と話題に!
今、若い女性に急増中の「ロコモティブシンドローム」。
通称「ロコモ症候群」と呼ばれ、先日行われた調査ではなんと20代・30代の女性のうち約30%がこのロコモ症候群がすでに始まった状態だという結果が明らかになりました。
目に見えてこのロコモ症候群が体に影響を与えると言われているのは50代~60代ですが、その兆候は30代から表れ始めます。
体のバランス機能が衰えている・・・と思ったら要注意。
ロコモ症候群が始まっている可能性大。
さてそのロコモ症候群ですが、一体どのような症状なのでしょうか?
■ロコモティブシンドロームとは?
「ロコモ症候群」とは、
運動器症候群の略で筋肉・骨・関節など複数の運動器の機能が低下し、「座る」「立つ」「歩く」といった日常生活に支障をきたす
ことを言います。
これらの運動機能が低下し自立度が低くなると将来、寝たきりや要介護となってしまうため、若いうちからの対策が必須です。
ちょっといつもよりよろけるようになった、なんか最近立ち上がるのがしんどい・・・など少しの違和感を感じたらそれは体からのサイン。
ほっておくと
「歩くとすぐに疲れる」「階段が登りにくい」「つまずきやすい、転びやすい」「椅子から立ち上がりにくい」「重いものを持つとすぐに疲れる」
などの症状が現れ始めます。
骨密度・下半身の筋力が男性よりも低く弱いことから、女性の方がなりやすいと言われている「ロコモ症候群」
適度な運動・適切な食事など早くからの対策をおすすめします。
■あなたは大丈夫?ロコモティブシンドロームチェックリスト!
それではここで、ロコモティブシンドロームのチェックを行ってみましょう。
以下のテストを行ってみてください。
まず1つ目です。
まず、高さ40cmの台に両腕を組んで腰掛ける。そして、両脚は肩幅くらいに広げ、床に対して膝が70度になるようにし、片脚のみで反動をつけずに台から立ち上がって、そのまま3秒間キープする。
こちらをクリアできた場合は大丈夫です。
失敗した場合は、次のテストを試してください。
スタートラインを決めて両足のつま先を合わせる。そこから、できる限り大股で2歩歩き、最後に両足を揃える。
この2歩分の歩幅を測定するが、2回やって歩幅数が良かった記録を「2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値」という計算式で算出する。
「どちらか一方の片脚で40cmの高さから立ち上がれない」「2ステップ値が1.3未満」の、いずれか1つでもあてはまる場合は「ロコモ度1」。「両脚で20cmの高さから立ち上がれない」「2ステップ値が1.1未満」いずれかひとつでもあてはまる場合は「ロコモ度2」となる。
ロコモ度2は運動機能がすでに低下し始めているので、すぐに対策が必要となります。
■ロコモティブシンドロームの予防は運動のみ?
ロコモ症候群の予防、及び対策法ですが、具体的には筋力・骨・関節などの強化があげられます。
現代の若い女性にこの症状が多いのは、電車や車の移動が多く慢性的に運動不足となっていることが原因となっています。
骨や筋肉は適切な刺激を与えることで、その機能は維持されていきます。
普段から運動を日常生活に取り入れ習慣化すること、また運動だけでなく適切な食事もかかせません。
骨の強化に必要なカルシウム、また筋力をアップさせるタンパク質を意識的に食事に取り入れるように心がけましょう。
ちょっとした意識で生活を少し変えるだけでも、何十年後の体への影響は大きく変わっていきます。
いかがでしたでしょう。
ロコモ症候群テスト、大丈夫でしたか?
もしテストに引っかかってしまっても20代のうちから運動する習慣をつければまだまだ間に合います。
たまには2つ前の駅で降りて歩いて帰ったり、お昼ご飯の飲み物を牛乳に変える、など
身近なところから意識していきましょう。
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